目ずらし記事

mezalaのブログ

丼物効果

 めずらしきこと。

 中年太りである。でぶでぶした腹になっている。ほんの5年前は体脂肪率が16%台くらいだった。まぁ,それでも男としては多いほうだったのだが,女性は男性の体脂肪率がどのくらいか大抵は知らないので吃驚されることの方がが多く,着痩せしているらしいこともあって何とか体面を繕ってきた。
 しかしこの数年の間に体脂肪率は著しく増加し,時には22%を超えてしまうこともある。これは軽肥満の域ではなく立派な肥満の数字だ。そんな状態が続くとその数字に固定してしまう。いや,固定するどころか微増傾向は常に継続し,戻れなくなってしまうではないか。11月に新調した背広がAB体になるに及んで,危機感をつのらせていたわけである。
 正月以降,毎朝ラジオ体操を続けて五十肩の状態もだいぶ改善されてきた。三日坊主の性格でもラジオ体操程度は三ヶ月間継続できるのであれば,何かしら意識して筋肉トレーニングなど続けられるかと思えば,どっこいそう簡単にもいかない。意識してできることは,間食を減らすことだ。元々少食で,食事だけならそうは増えないはず。

 ところが,である。二日続きで夕食が丼物だった。これは自分が希望したのである。カツを揚げたとなれば,日本人ならカツ丼であろう。そして翌日は春の土用だということで鰻丼だった。その結果が見てのとおりである。フィット君に二日連続で太った理由を聞かれ,食べ過ぎと答えるしかなかった。十日かけてあともう少しで標準の域に達するという直前で,十日間の禁欲的間食制限の水の泡となったのである。
 こうなったら目標設定日の直前におやつを食い溜めしてBMI値を上げておき,次の2週間で達成感を満喫するしかないだろう。
 このように毎回考え,実際は2週間ごとに微増していくのであった。