めずらしきこと。
鳥の到来に気づいたのは，ユスラウメの木から離れたところにほんのり色づいた実が転がっていたからである。脚を痛めている自分に代わって，妻が網掛けをしてくれた。
昨日から少しずつ収穫が始まっている。比較するものがないので，まるでミニトマトのように見えるが，直径15mmほどの小さな実である。桜桃のような味わいだが，やや渋みがあるので子どもらはあまり食べようとはしない。自分が子どもの頃には丼いっぱい採って食べたものだった。甘い駄菓子などがあまりなかったものだから，野の桑の実やら枇杷の実など採ってむさぼった。そんな時代はもう来ないのだろう。
ところでユスラウメの表記だが，梅桃，山桜桃梅，桜梅，山桜桃など色々だ。イメージ的には山桜桃だろうか。
