目ずらし記事

mezalaのブログ

馬鈴薯の収穫

 めずらしきこと。

 なにやら既に梅雨が終わってしまった感があり,裏庭の馬鈴薯は地上部の枯れてしまった株も目につくようになった。
 例年より少し早めではあるが,地上部が枯れた株を優先的に少しずつ馬鈴薯の掘り上げを始めることにしたのである。

 いつもは晴れが幾日か続きそうな日をねらって,その日のうちにすべて掘り上げてしまうのだが,どうも今年はそういうわけにもいかないようだ。というのは,埼玉北部は昨日からトンでもない暑さが襲ってきているため,いっぺんに掘り上げるなんて到底体力が続かないのである。馬鈴薯掘りで熱中症になって救急搬送されるなんて,いかにも恥ずかしい話ではないか。

 さて,作柄はどうだろうか。
 今年は畝の数に対する種芋個数を間違えたため,株間がひどく狭くなってしまった。窮屈を嫌ってうまく成長しないのではないかと心配だったのだが,珍しくきちんと芽かき後に施肥を怠らなかったのを反映したのか,まぁまぁの成績のようである。(地上部が枯れた株だけ成績がよかった可能性は依然として残っているのではあるが……。)

 北海道のある団体の出荷規格によれば,1個の重量が260g以上が【3L】,190gからが【2L】,120gからが【L】ということであるようだが,今年は大きめの200g超のものも例年より多めで,300g超のスーパーマーケット等では見られないサイズもあった。毎年,Mサイズが2,3個ぶら下がっているだけの情けない株を見てがっかりすることがよくあるのだが,今年はおおむね各株に少なくとも合計600gていどついているようだ。4分の1ほど掘った分が約16Kgほどになった。

 やはり常勤でなくなると時間もそれなりにあり,土日勤務もなく,農作業の優先度を柔軟に高く設定できることで,多少は手をかけられるようになった結果と言えそうだ。ただ,少々虫食い(多足とか無足のやつ)が多いのが残念なところ。