めずらしきこと。
ひどく遅くなってしまったのだが，ようやく馬鈴薯を掘り始めた。
馬鈴薯は葉茎が枯れる前に掘り出さなくてはならない。貯蔵の上で日持ちが悪くなるからである。しかも，雨に濡れるのは禁物で，何日か晴れが続いたところで掘り出さなくてはならないのだ。しかし，給与生活者の休みの日が，この梅雨時にそんなに都合よく晴れの続いた後に当たるはずもない。
昨日は地域の夏祭りで，子ども神輿や山車に朝から晩まで付いて歩き，今日の午前中はこれまた地域の分別ゴミ当番であった。昨日の休憩時には脚がつってしまうしで，気持ち的にもぐったり疲れきっているのだが，週間天気予報では次の土日まで太陽が出ないようである。しかも土曜日は地域の夏祭りの第二弾である。どう考えても，今日しかないのである。
午後一番で，家族に対し馬鈴薯掘り宣言を行い，率先して掘りはじめたまではよかったが，ひと畝掘り終わろうという頃になっても誰も参加してこないのである。さすがにむかついて作業が雑になり，大きめの芋をまっぷたつにスッパリやってしまったりしてしまった。その後ようよう参加をみたものの，3畝掘ったところではや雨が降り出してしまい，残念ながら中止と相成った。
なかなか思うようにならないのは，天気と家族である。
