目ずらし記事

mezalaのブログ

裏庭とセキレイ

めずらしきこと。

ここ何年か連作を嫌う馬鈴薯を作っていなかったので,今年は久々にやろうと思い立ち,先週種芋を買ってきた。例年よりも農作業の開始時期が早いが,やるからには何とか二月中に植え付けをしたいのである。
ただ,あまり欲張ってもどうせ元が取れないので,男爵を3kg,メークインを1kgにとどめておいた。
加えて,今回は草木灰を準備できなかったので,それも一袋。塵芥の類が100円とは畏れ入るが,なかなか焚き火もやりにくいご時世なので是非もない。今年中にとしき氏に教えてもらったウッドガスストーブを自作などして,草木灰の自給にもこれ努めなければならないだろう。忙しいことである。
昨年修理した耕耘機を繰り出して,3坪足らずの場所を耕した。しばらく使っていなかったところであるし,隣の区域の甘藷を手入れする際に踏み固めてしまったうえにそのツルを放置していたようなところなので,なかなか深くは耕せない。それでも流石に機械だけあって2刻ばかりで返した。
耕耘機をかけている間,例によって耳聡い鳥がエンジン音を聞きつけて飛んできた。土中から追い出された芋虫が目当てである。
暖かい季節ならムクドリが集団でやってくるのだが,本日はセキレイが一羽のみ。ずいぶん一生懸命になって餌を探していたが,気の毒なことにあまり収獲はなかったようである。虫も冬眠中はもっと深場にいるのではないだろうか。