目ずらし記事

mezalaのブログ

携帯端末を Google pixel 3a に更新

めずらしきこと.
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京ぽんから始め W-ZERO3 を経て Advanced/W-ZERO3 [es] と使った PHS から,京セラ DIGNO T 302KC の Android 端末に乗り換えたのは2014年10月1日だった.
おおよそ5年間使い続けて,幾度も落下させたわりには傷ひとつないタフな「かえる君2号」も,Androidのバージョンが4のままでは必要なアプリを導入できなくなっているため,手に馴染むサイズで不満もなかったのだが思い切って更新したのである.
実際のところ,4インチくらいのディスプレイサイズがよいのだが,近ごろの端末はひと回り大きなものしか無い.PDAや携帯電話の頃は個性ゆたかな端末が色々あって面白かったのだが,所謂「スマホ」がスレート型だけになってしまってからは,ひどく魅力のないものになってしまったように思う.みなジョブズに騙されているのだ…と主張する人もいる.自分も情報端末の生産性はハードキーボードの装備があってこそだと頑なに信じており,画一性とか均質性とか横並びとかありきたりなことには少々うんざりなのだ.
おそらく,この没個性は島国に居住する日本人の好むところであったのかもしれないが,今や世界中に蔓延してしまった現代のヤマイのようなものかもしれない.デジタルカメラもはじめのうちは各社競って個性的なデザイン・機能を有するものを作っていたが,近ごろのコンデジはどれもこれもまるで見分けがつかないものばかりである.乾電池の使えるものも絶滅に瀕しているようだし,レトロな雰囲気に流れれば肩を並べてそちらに寄ってしまう.今だけ儲かればいいという経営者の堕落を見るようで嫌なものである.