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mezalaのブログ

「シャレード」を観る

めずらしきこと。
シャレード 日本語吹替版 オードリー・ヘップバーン ケイリー・グラント DDC-067N [DVD] 図書館の新着資料紹介ページは常時チェックしている人が多くいて,特にAV資料となるとたいていは予約が何件も入っているのがふつうなのだが,珍しく予約が1件も入っていないものがあったので予約し借りて観た。
 オープニングも迷路の中にクレジットが表示されるなど手が込んでいるし,サスペンスらしいサスペンスだと思いこんでいたら,最初から最後まで洒落た台詞に吹き出してばかりで,これはコメディ・サスペンスと呼ぶべきものであろう。……と思ったら,パッケージの裏にしっかり「コメディ・サスペンスの傑作」と明記されているではないか。
 それにしても図書館で購入するなら,貸与権付きにとどまるものではなく,きっちり上映権のついているものを調達して,名作映画上映会などに利用してほしいものである。いまどきTVサイズでいいなら自宅でもサブスクで観られたりするのだから,大きなスクリーンで名作を観たいという需要に応えることも必要なのではないだろうか。
 文教予算……特に生涯教育予算なんて近ごろはどんどん削減されているだろうから困難なのかもしれないが。