目ずらし記事

mezalaのブログ

白金かりんとう

めずらしきこと。

会長(誰)に東吉の白金かりんとう(黒胡椒)をもらった。
月末で,ついに財布の中身は五千円札がわずか1枚になったにもかかわらず,宵越しの…でなく月越しの銭は持たないという勢いで本日も豪遊モードとなり,帰りがけにさらに季節の菓子を買う。

いずれも栗好きの妻が狂喜乱舞しそうなものばかり。しかしながら,「豪遊」とは伊勢丹の地下で売っているような,トンでもなく高級な価格の小ぶりで上品すぎる和菓子を買ったりすることを言うのではないだろうか。こういうところが何とも貧乏臭いところなのだが,定年まで数年に迫りながらフツーのカイシャの四十代の給与水準まで落とされてしまった情けない親爺には分相応というところだろうか。
何が景気の底上げか!
懐を季節相応の涼しい風が吹き抜けてゆく。だが,ささやかに幸せなのだ。
昨日は,出張先からの帰りのローカル線で,小中時代の同級生に偶然会った。国鉄からの中途転職だったのに,持ち前のバイタリティーでだいぶ先を走っているように見えていたのだが,出世を諦めて田舎に飛ばしてもらったのだと云う。ふむ,ここにもささやかな幸せがあったか……。平穏で楽に仕事をするのが一番というところだろうか。自分のところはサービス業なので,目標やら指標やらにがんじがらめにされて好きだった仕事がどんどん嫌になっていく。ああ,ファンタジーに漂いながら仕事を楽しみたいものだなぁ。