めずらしきこと。
Windows 7 のマシンを従来持っていなかったわけではないのだが，自宅でのメインマシンはXPだったので，7のデスクトップ機はもっぱら速度を要求されるエンコード作業やCDのリッピングに使っていた。このためほとんどカスタマイズを施さずに使っていたため，常用するためにタスクバーなどのカスタマイズを行うのは初めてである。
XPはスタートメニューのルートにフォルダのショートカットを入れると，階層メニューのように展開してファイルやサブディレクトリを選択・オープンすることができていたのだが，7はスタートメニューにフォルダのショートカットを配置できないようである。「すべてのプログラム」にフォルダのショートカットをリンクとして入れることはできるので，やりようはあるのかもしれないが，少なくとも実行ファイル以外で右クリックで表示されるメニューの中に「スタートメニューに表示する」はない。
ランチャーのOrchisを導入させてもらったので特別不自由はないのだが，それほど多くのプログラムを常用しているわけではないので，タスクバーをカスタマイズすることにした。
まずは，7で裏技扱いとなってしまったクイックランチを表示させる。
7におけるクイックランチの場所は，C:\Users\[User]\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch となっている。http://policy.jugem.cc/?eid=295 の記述を参考にさせてもらって表示させた。ここに常用のプログラムと常用のフォルダのショートカットを入れたのだが，何となく混然としている。このため新しくツールバーを作って，プログラムとフォルダやファイルのショートカットを分けることにした。
OSのバージョンが変わると，インターフェイスががらりと変わって，従来出来ていた便利な機能が失くなってしまったりするので，いくら便利にカスタマイズしても無駄になってしまうことが必ずあることを踏まえると，こんなところだろうか。
