めずらしきこと。
職場支給のクーポンでレジャー農園の収穫体験を利用した。…と言っても，収穫なんて年中自宅でやっているから米が目当てである。しかし野菜も自宅ではとても出来ないような立派なものがもらえるので，これはこれで楽しみなのである。
ところが冬野菜の旬はやはり12月なわけで，本日収穫可能だったのは大根と小松菜と法蓮草だけだった。もう少し季節が進むと白菜，甘藍，ブロッコリーが収穫期を迎える。来年はその頃をねらってゆくことにしよう。
大根を抜いていると，立派そうに見えながら土に隠れた部分が少なくて小じんまりしたものに当たってしまうことがある。そんなときは係りの人がいるそばで並べて「あれ，小さかったな」と呟くのがキモである。たいていこれはノーカウントとなって，もう一本オマケしてくれるのだ。ずるいようだが，抜いてみてから小さいことがわかると戻して挿しておく心得の悪い客もいるそうで，正直に言ってもらったほうがよいのだということである。
さらにオマケに本柚子をひとつ貰った。柚子といいながらひどく大玉である。小さいほうは自宅に実っている「偽」柚子で，花柚子というものらしい。大きさの差は明らかだ。しかし家庭で楽しむには，本柚子ばかりを有り難がらずに小さい柚子で十分だろうと思う。
（それにしても，これ本当に本柚子だろうか。何か別の柑橘類のような気がするのは気のせい？）
