目ずらし記事

mezalaのブログ

田村みかん

めずらしきこと.(ひと月以上前の記録である)

昨年末に蜜柑がなくなったところに,「年内発送まだ間に合います」という文字が目に入って〈ポチ〉したところ,元旦の朝に届いた.配達が予告された時間帯は近所の本家に年始に行っているころだったので,玄関の呼び鈴の下に,この時間帯はどこそこの本家にいる旨の張り紙をしておいたら,本家の方に届けに来てくれた.さすがのクロネコさんである.本当に正月から配達なんて大変なことであり,頭が下がるのであるが,こんな客がいるから彼らが正月を自宅で迎えられないのだと思うと何とも複雑な気持ちになるのだ.
さて,唐津のうまか美人に迫れるかどうかが問題の,有田の田村みかんであるが,味はもう一息というところである.悪くはないが酸味甘味とも少々薄い感じだった.70点というところか.まぁ,比較的高得点と言えるだろう.

和歌山有田産 ”田村みかん” 秀品 超小粒3S 約5kg 産地箱 2,980円を,70ポイント利用で2,910円也.
産地箱の内側の蓋にイラスト地図が印刷されている.周辺の名所旧跡も描かれ,地理の勉強にもなる.有田が白浜よりもずっと和歌山寄りにあることを初めて知った.これまでは紀伊半島の南端にあると思い込んでいたのである.
以前,熊野古道を歩きに行ったときに,那智勝浦から白浜空港に向かう途中で「有田」という地名を見たような気がしていたからだ.どうにも気になって地図を確認すると,紀伊半島南端の串本の西に紀伊有田という駅があるではないか.なんと紛らわしい.
蜜柑の有名な方は,「ありダ」と言わなければならないのか.これも知らなかった.