めずらしきこと。
昨日は風の強い日だった。毎年，この時期は野菜の苗を買ってきて植えるのだが，葉がチリチリになるほどの強い風が吹く。昨日，茄子とトマトの苗を買って来たのだが，あまり風が強いので植えることができなかった。
今朝はほぼ無風に近かったので，5時に起きだして犬の散歩をしてから茄子の苗を植えた。すると，それを待っていたかのように7時頃から風が吹き出して，昨日をしのぐ強さになってきた。今年も，である。毎年相も変わらず，風にやられてしまうのだった。状況は農家にとっても変わらないわけで，本職はどうやっているかと言うと，肥料や堆肥の袋の上下を切って筒状にし，内側に3本の支柱で筒をささえて苗を囲い守るのである。そういう袋がふんだんにある農家ならではの方策であって，素人にはなかなか真似のできない芸当なのだ。うちには袋どころか支柱も乏しいのである。
ひどいものはこうべを垂れてしまった。春風は嫌いだ。
