目ずらし記事

mezalaのブログ

青梗菜防衛服務 2

めずらしきこと。

先日,オンブバッタが青梗菜に乗っているのを見て微笑ましく思ったのであるが,今朝青梗菜の点検を行なっていて妙なことに気づいてしまった。
青梗菜に乗っているバッタが妙に多いのである。今朝は大小青茶取り混ぜて5匹はいた。彼らは何故に青梗菜に乗っているのが好きなのであろうか。そう,答えはひとつである。バッタの類も青梗菜の葉を好み,単に乗っているのではなく,厚くて柔らかい葉っぱを食っているに違いないのだ。
バッタの一種であるイナゴなどは,中国古典などに飛蝗として頻繁に登場する。ある日突然空を埋め尽くすような大群で飛来して,地上のありとあらゆるものを食い尽くしながら移動してゆく恐ろしい生物なのである。
しかし,明らかに食う目的でそこに居座り大量の糞なぞをひり出している青虫などと違って,どこからか単独で飛来して葉っぱの上にちょこんと座って風に吹かれているバッタを見たからと言って,食するためにそこに居るのかどうか簡単に決めつけてしまうのもどうだろうか。実際,もりもり葉っぱを食っているのを目撃したわけでなし,特にセクロス最中のオンブバッタの邪魔をするのは野暮というものではないだろうか。
なかなか悩みは尽きないのである。