目ずらし記事

mezalaのブログ

青梗菜の防衛

めずらしきこと。

暑い夏が終わって菜っ葉のうまい季節である。青梗菜は春にも蒔いたが,間引きもせず放置してしまったので初夏の頃にはすっかり雑草に埋まって消滅してしまっていた。その反省に立って間引きをしっかりと行った結果,なかなかの成績を見せている。しかし旬の野菜は人間様の他にも大人気であり,無農薬,無肥料(^^;の我が菜園は可愛い昆虫の憎らしい幼虫がわんさか押し寄せて,ホレこのとおり虫食いだらけである。


最も憎らしいのが,真っ黒の小さな奴で,捕まえようとするとポロリと落ちて丸くなり,タイヤのごとくコロコロと転がって何処かへ消えてしまう。まったく忌ま忌ましいのだが,捕獲する方法の決め手に欠けるのだ。こいつが何の幼虫なのか判明していない。


堂々と葉の表側にいながら葉脈に沿って身を隠しているのが,紋白蝶の幼虫…所謂青虫…である。株の中心に糞が落ちるので見つけるのは容易いし,捕獲するのも簡単だ。ただしその旺盛な食欲にかかると一日でキャベツのような大きな葉菜でも穴だらけになってしまうくらいなので,青虫の捕獲・駆除は最優先服務である。


今朝の捕獲状況だが,6割程度だろうか。真っ黒はどこまでも転がって逃げてしまうので,非常に捕獲率が低い。今回はピンセットを使ってつまんだが,葉を裏返すだけでさっさとトンヅラを決められてしまう。捕獲するとすぐに糞をしやがって,全く腹が立つ事この上ない。
捕獲作戦は毎日定時に朝駆けで行うことが肝心だ。朝は外気が冷えているため昆虫の動きが鈍いからである。