目ずらし記事

mezalaのブログ

アシタバの花

めずらしきこと。

 アシタバの花が咲いた。やはりセリ科だからなのか,ニンジンの花にそっくりである。花が咲くということは,この株は秋を迎える準備をしているということなのだろうか。なるほど,このところあまり葉が出てこずにタラの芽のようなものがいくつもある。これはいわゆるトウ立ちというものに違いない。…と思ったら,葉が小さいと見えたのは実はキアゲハの幼虫がモリモリとお食事中なのであった。



 人間の食べるものを食べられてはかなわないので,捕獲して八朔の葉に乗せてやった。

 しかし,ふつうのアゲハチョウは柑橘類の葉を好むわけだが,キアゲハはどうなのだろう。先日はニンジンの葉をバリバリ食べていたのを許していたら,完食してどこかへ行ってしまったしで,これ以上うちにセリ科はないのだが,これからこの子はどうするのだろうか。多少移動してはいるけれど,この葉っぱは先日アゲハが食っていたところであって,この子にとって御馳走とは思えないのだが。