目ずらし記事

mezalaのブログ

中天の青い月

めずらしきこと。

今夜は満月。
いつもの満月と違うのは,今夜は八月2度目の満月であるということだ。別に「現象」ではないので,普段の月と見た目は変わらないわけだが,今月今夜の月は「ブルームーン」と呼ばれるということを,和歌山のラジオドラマ愛好家のヒロコさんが教えてくれた。ブルームーンを見ると幸せになれるそうである。
これをまるで自分の教養のように,明日結婚式を挙げる甥に今夜必ず二人で月を見るようにと教えてやった。
言われるまですっかり忘れていたのだが,ブルームーンといえば何年か前に放映されていた昼下がりドラマ「Xmasの奇蹟」の劇中曲「青の月」のテーマである。大河ドラマに重盛役で出ている若手俳優窪田正孝が出ていた。いつもは怪しい役しかしない火野正平が珍しく結構おいしい役で出ていたりした。
窪田正孝は,我が家では「ケータ」と呼ばれている。彼を初めて見たドラマ「ケータイ捜査官7」の役名が「ケイタ」だったからである。
我が家では一度役名で呼び始めると,どんなドラマに出てきても最初に見たドラマの役名が通称になってしまう。昔,うちの親たちが七人の刑事や求心のCMを見ると「あ,五郎ちゃんだ」と言っていたものだが,これは佐藤英夫のことで,NHKのドラマ「バス通り裏」のときの役名であった。要するにどの世代でも初見のドラマの印象が残るらしく,そのような呼び方になってしまうらしい。
数少ない例外は,玉木宏を「ソゲナ」と呼んでいることである。このネタ元がわかる人に景品が当たるので奮って応募(何)して欲しい。
それにしてもこの写真,RGを減らしてBを表に出したものの一応実写なのだが,絞りを8.0にしても露出調整-2.0にしても露出オーバーでトンでしまっているし,マニュアルフォーカスにして限りなく焦点距離無限大にしても,4xデジタルズームまでかまして48倍ズーム(計算上1600mm相当)にするとピントが甘々で,なじみの兎の餅つき模様が全く写らない。金環日蝕のときもそうだったが,近年のデジタルカメラで光源を撮影するのはひどく難しい。