目ずらし記事

mezalaのブログ

SATA/USB変換ケーブルを買う

めずらしきこと。
先日EMモードになって読み取れなくなったLinkStationからデータを救出するため,変換ケーブルを買った。

サンワサプライ SATA-USB3.0変換ケーブル 0.8m USB-CVIDE3

サンワサプライ SATA-USB3.0変換ケーブル 0.8m USB-CVIDE3

本日は代休であったが,午前中から雨が降り始めるという予報だったため,早起きをして薩摩芋を少し掘り出そうと考えていたところ,早朝から雨模様であった。やれやれ,せっかくの代休なのに何も出来ない…と考えていたところに,丁度よく注文しておいたSATA・USB変換用のケーブルが届いた。
早速,LinkStationを分解してHDDのユニットを取り出し,変換ケーブルを接続してWindows 7ThinkPadに繋いでみたところ,USBの大容量デバイスとしては認識しているものの,ドライブの内容は読み出せない。NASの中身はLinuxマシンだからファイルシステムが異なるわけで,認識できたところでファイル名が文字化けしてしまうわけだが,バックアップの必要なファイルの数はそれほど多くないはずと思っていたのでいきなり読みにかかったのだが甘かった。
Linuxのドライブを認識するための Ext2 IFS For Windows v1.11a 日本語版をjp.downpanda.com経由でダウンロードしようとしたところ,「申し訳ありませんが、ご請求いただいたファイルが一時的に訪問できなくなっています。」と表示される。ミラーも同じである。やむなく英語版をダウンロードしてインストールしようとするとWindows 7に対応していないではないか。x86及びx64対応と書かれていたので,7や8まで対応しているのかと思い込んだのに意外だった。なんと言うか前途多難である。
仕方なくXPのT60を起動して,接続からソフトのインストールまでいちからやり直し,ドライブレターをXに割り当てる。この時点でドライブの内容が見えるものと勘違いをしていた。これではWindowsのシステムツールを使っても同じではないかと思ったが,気を取り直して今度はext2fsdを導入してドライブXにアクセスしたところ,今度はフォーマットされていないという警告。やれやれ,ドライブは死んでいないようなのだから,何が悪いのかわからない。ドライブの状態を見るとRAWとあるので調べてみると,未フォーマットの状態を示すようだ。訳がわからない。
またまた仕方なくubuntuのCD-ROMを引っ張りだしてきてCDブートによりLinuxを起動し,再度ドライブを接続したところ,スコスコと複数のドライブごとに内容を示すウィンドウが立ち上がった。データ領域のパーティションもすべてのディレクトリが今度は丸見えである。めでたし,めでたし。こんなことなら億劫がらずに最初からubuntuを起動すれはよかったのではあるまいか。
日付の新しい順にディレクトリを並び替えて,最近の更新日時になっているものだけ確認してゆくと,あら不思議。ほぼ完璧に外付けHDDにバックアップが取れている状態で,慌ててサルベージすべきファイルはひとつもなかった。これならスカっとフォーマットできる状態にあるので,未フォーマットのドライブとしてWindowsが認識していても問題はないわけだ。
それにしても,500GB。どこで使えばよいものか。NASは新調して2TBになっているし,バックアップ用の外付けHDDも元々2TBあるので,完全に浮いてしまった。
今年中古で購入したHP(Compaq)デスクトップのスレイヴとして突っ込んでやればよいのだろうか。PC自作の経験はないので,変な接続をして壊しはしないかと心配になる。この機会に勉強すればよいのだろうが,ちょっとめんどくさい。