目ずらし記事

mezalaのブログ

腹立たしきこと2

めずらしきこと。

 Windows Update が適用されると,大抵,カスタマイズしている部分(それが Windows の基本的な機能を使ったものであったとしても)が無効になったり,決めておいた順序が変わってしまったりして,要らぬ手間をかけさせられることになる。
 今回の Update では,タスクバーに配置したクイックランチのアイコンのうちの多くが消えてしまうという現象が見られたのである。
 自分の端末のタスクバーは,画面左端に縦に配置している。通常は,自動的に隠す設定になっていて,スクリーンの広さを最大限使えるようにしている。
 アイコンは消えて見えるが,実際にはリンクがそのままあって,マウスでポイントすると実行ファイル名が表示される。場所さえわかっていれば,実行に支障があるわけでもないが,実に厄介で面倒である。
 アイコンが表示されなくなったものに共通するのは,インストーラのないプログラム,或いは古めのアイコンファイルを使っているもの…というところか。試しに,Windows/system32 フォルダの shell32.dll のような標準的なアイコンファイルを使ってみるといくつかは表示されるようになった。「いくつか」というのは,5個ほど設定したところで,それを超える数の設定ができなくなったからである。標準的なアイコンファイルというところも制限が見られ,%system% フォルダにある moricons.dll では表示させることができないようである。
 しばらく様子見するしかなさそうだが,shell32.dll からでも数個しか設定できないという状況なので,所謂歯抜け状態である。
 別の端末では,ツールバーがまるごと消えてしまうという不具合が生じたこともあるので,それよりは多少マシというところだろうか。ツールバーの設定が消えてしまうと,タスクバーの固定を解き,新ツールバーのフォルダを指定し,個々のツールバーの配置を調整し,ツールバーのタイトルを消し,アイコン名の表示を消し,小さなアイコンに変更し,4列表示のアイコンの順序を並び替え,最後にタスクバーを固定する。実に面倒なのである。