目ずらし記事

mezalaのブログ

桜桃の収穫

めずらしきこと。

一時期寒い日が続いたせいか,例年は黄金週間が旬となる桜桃の実が熟すのが何日か遅れていたが,少しだけ収穫してタッパに詰め,職場の元気なお姉さまに献上した。この春に退職して再任用となり,以前と変わらないフットワークで元気に仕事をしているのだ。退職前から誰よりも明るく仕事をする人で,薫風を起こして周囲に元気の素を配給するため,再任用職員としては珍しく皆に愛されているのである。
再任用職員というと,退職前の職位が高かったりすると相変わらず管理職扱いで,余計な口ばかり出して自分はろくに仕事をしないという印象があるわけで,実際そういう人もかなりいて,人によっては在職時よりもさらに拍車がかかって……。
やめておこう。誰が見ているかわからないからな。あくまでも善意の印象よ,印象。
桜桃の実を収穫する時,大きめの枝全体を網で覆っているため外側からは作業できず,網の中に入り,大抵は空などの明るい方に向かって…つまり逆光状態で実を見る。すると,実際よりも濃い色に見えてしまい,熟れていると見えたものが実際にはまだかなり未熟だったりする。写真のように順光で見るとわかるが,白っぽい実は熟れきっていないものである。このようなものは酸味が強く,自家栽培最大のメリット(=完熟で収穫)が失われることになってしまうのが悩みの種だ。種があるだけに。