めずらしきこと.
HP200LXでもう何年も使用しているminiSDメモリ（東芝製バルク品）の動作が遅いことに耐えられなくなってきたので，SDメモリを新調することにしたのである．
もちろん現行モデルであっても，HP200LXではクラス10のSDHCは使用できないので，従来型のSDのみである．新規の開発は止まっていると考えられるので，速度等の改良はほとんど期待できないと言ってよいだろう．ただバルク品でスペックのわからないものよりは，多少改善されているのではあるまいか…と考えた．
一応，クラス4となっているパナソニックのSDメモリをノジマ電機で買ってきてみた．2GBしかないのに1,480円と結構高い．半年前に買ったタブレット用の32GBが1,580円だったことを考えると，30GB分がわずか100円という計算である．しかも遅い．とは言え，可愛いぴーちゃんに食わせると思えば，仕方がない．
例によって，2GBをLXでフォーマットするのは一晩かかる．開始してから50％進行するまで2時間程度だったので，「おお，速いぞ」と思ったのであるが，入れ替えたばかりと思っていた充電池が意外と持たずに，そこで逝ってしまった．充電池を入れ替えて再度表示したがそこから全く進行しなくなってしまったので，強制再起動してゼロからフォーマットしなおした．1回めのフォーマットではかなり速いように思ったのだが，2回めは進捗状況が思わしくないような気がする．結局一晩放置するかたちで就寝し，朝には終わっていた．
使用感としては，以前よりも多少速くなったことは実感する．ファイルの保存時，「保存しています」の表示が出るまで結構な時間がかかっていたものが，3度に2度くらいはほとんど待たされることがなくなった．毎回とはいかない．もしかすると，1回めのフォーマットが無事に済んでいれば，もっと快適な状態で使用できたかもしれないのが悔いの残るところである．
【教訓】フォーマットするときは，新品の電池を入れて開始しよう．（常識だがな）
