目ずらし記事

mezalaのブログ

HP200LXの復活

めずらしきこと。
 一昨年の八月に「HP200LXの終焉」として記したとおり「首折れ」によって使命を終えたと思われた我が「ぴーちゃん4号(推定)」が,奇跡の復活を遂げたのである。(4号が推定となっているのは,より多くの台数を乗り継いできたと思われるのだが,確実な記録が4台分にとどまるのである。)
 さて,復活を遂げたのは「HP200LX背水の陣」に挙げた3台のうちのA機とB機のミックスだ。所謂「ニコイチ」である。残念ながら,C機は液晶の劣化がその後さらに進んだうえに,首折れB機と同様のヒンジ破損が発生しているため使える部品はなかったと判断された。
 この修理をしてくださったのが,ブログ「We love 200LX」で精力的に情報発信を続けている BlueSky 氏である。修理に関する内容は「HP200LX の相談会を開きました。」のとおりで,まったく BlueSky 氏にどれだけ感謝しても感謝しきれない。なにしろ,久々に電源を入れた首折れLXの液晶を確認した段階ではライン抜けがあったにもかかわらず,組上げたのち,なんと直ってしまっていたのだから,まさに「神の手」なみの手腕を発揮していただいたのだ。
 帰宅後,LXの再設定を行ったところ,左シフトキーとFnキーに不具合のあることが判明した。シフトキーは2個あるのでどうにでもなりそうだが,Fnキーは他のキーとの同時押しで [PGUP]/[PGDN],[HOME]/[END] などの特殊キーになるので,かなり影響が大きい。なるべく早い段階で裏蓋を開け,6B鉛筆を使って接点復活などを試みてみよう。液晶の取り外しやヒンジ筒の脱着に比べれば,素人でも手が出せる程度の軽易な分解作業で,過去に幾度か経験もあるので深刻な状況ではないのである。
 BlueSky氏に改めて心から感謝申し上げ,できるだけ末永く,この稀代な情報機器と付き合っていきたいと思う。