目ずらし記事

mezalaのブログ

突如,日没が早くなる

めずらしきこと。

8月のうちは定時で帰宅するとまだ明るかったのだが,9月に入ってから急速に日が短くなってゆくのを実感する。昨日は天気のせいだと思っていたのだが,今日は晴れているのに18時半を回ると確実に薄暗くなっていることがよくわかった。新聞で日の入り時刻を確認すると,17:59ということになっている。1日にどれほど日没が早まるのかと思い,昨日の新聞を確かめると,18:01だった。毎日1〜2分程度日没が早くなり,本日から18時前に日は没していたのである。薄暗くなるわけである。
国立天文台天文情報センター暦計算室で確かめさせてもらったところ,1ヶ月後にはさらに45分縮まって17:15となってしまう。2ヶ月後には16:40となり,約3ヶ月後の冬至には16:27となる。1ヶ月前の日の入りは18:40で,この1ヶ月間では縮まっているのは約40分だから,これからの1ヶ月は日の短くなる速度が最も大きいことになる。
秋の日はつるべ落としと言うが,まさにこの1ヶ月については感覚だけでなく実際に日没が加速している時期ということになるようだ。