目ずらし記事

mezalaのブログ

熊野古道をめざす旅(8/25) その2

 めずらしきこと。
 うちの家族はカーナビを信用していない。
 カーナビの口癖。「5キロ以上道なりです」と言うなり,うんともすんとも言わなくなる。それは昨年借りた車も同じだ。ただ黙っていないで多少芸でもすればよいのに,と思う。せめて行き先が観光地なら解説くらいすればよかろう。ただ今年は曲がるべき交差点に入ると「ポンポン」と二度警告音を鳴らす。そうだ,アニメ声で「プンプン!」などと言ってくれれば結構ウケるかもしれない。
 ところがである。どうやらデータが古いようなのだ。山の中の道を走っているとき,ナビ上では点線の道を走っていたりする。完成してから数年経っていそうな道なのにである。
 ところで三重県の山道だが,路上の表示が面白い。追越禁止の白文字が「追越すな」となっている。関西芸人の「○○すなー」というイントネーションが頭をかすめた。それならいっそ「追越すなー」と語尾を伸ばしたら結構ウケるかもしれない。何でもウケをねらうのか。
 でも,何より一番ウケたのは,有料道路から一般道に変わるところで,「オヨッ」と言ったきり黙ったところだった。全員爆笑であったが,これは「およそ700メートル先,左方向です。」と言おうとしてアクシデントがあったと思われる。いくらなんでもいまどき桂三枝師匠の物真似でもあるまい。