目ずらし記事

mezalaのブログ

長崎は今日もハレだった(7/29) その2

 めずらしきこと。
 1泊目のホテルを出て,直接2泊目のホテルに向かうにはまだ早いため,思案橋ちかくの駐車場に向かった。この周辺で昼食となる。
 九州で最古という歴史あるツル茶んの2階に上がる。目当てはもちろんトルコライスだ。豪勢なお子様ランチと何かで読んだ。ピラフ・カツ・カレー・スパゲティ添えという,どう考えてもごちゃまぜ感100%の代物である。それにしても何故トルコなのか。昔の日本人は「とるこ」という響きに,得体の知れない無国籍ハーレム月光仮面の敵暗殺強盗団的な胡散臭さを求めてしまうのだろうか。何種類かあるうちの何れにするか悩み,家族それぞれが異なるものを選んで少しずつ分けて食べようかなどとも考えたが,ノーマル選択が2名おり多重ごちゃまぜは却下。結果的には正解であった。なぜならピラフが異様に美味しくて分ける気にはなれなかったからだ。
 店内には昨夜の夜景バスで一緒だった人たちもいた。グラバー園でも同じような顔ぶれが揃っていたのを思い出して苦笑する。図らずも平凡な観光コースに従ってしまっているに違いない。
眼鏡橋



 ひどく満ち足りた気分で商店街を歩き眼鏡橋へ。まぁ何ということもないが,橋の下で大きな亀がまるで溺れているように浮き沈みしている。
詰草の

 グラバー園のクローバは探しはぐったけれど,眼鏡橋の近くでハート型の石を見つけた。
 路面電車を待っていると,正面の公会堂で五木寛之氏の講演会が催されているらしい看板を見る。ひどく静かなので,ちょうど始まったところなのであろうと結論した。