目ずらし記事

mezalaのブログ

NASの新規調達

めずらしきこと.
稼働中だったNASが,繋がりにくくなったり,速度が遅くなったりして,バックアップにも支障が出るようになっていたところが,認識できなくなってしまう事態が発生してしまった.内蔵のハードディスク(以下,HDD)はどうやら生きているようで,前回もそうだったのだがNASのシステムかケースに問題があるらしい.
確認してみると,小さなファンの付いている排気口に埃がかなりついている状態で,掃除機で清掃してみたのだが動作してくれなかった.やれやれ,HDDを取り外してLinuxで見てみるかと思ってラックから取り出してみると,吸気口が綿埃でほぼ詰まっているような状態だった.
こりゃだめだ
清掃して何とか認識するようにはなったが,なんとなく不安定で速度も上がらない.メンテナンス不足で一度ダメな状態になると完全復活は望めないのかもしれない.
続けてケースに問題が出たので,取り敢えずNASとしてもUSB外付けとしても使えるシンプルNAS BOX PLUSというものを入手して,余っていた500GBのHDDユニットを取り付け,最低限のバックアップを行った.従来から2TBのUSB接続外付けHDDにバックアップを行っているが,ファンレスのものなので何かあるとすべて失ってしまう.バックアップは二箇所に必要と考えなければならない.
ところがシンプルNAS BOX PLUSというものもファンレスで日常的に使えるような代物でないので,やはりNASは必要である.ここに至る過程で本格的なNASの検討もしたわけだが,最近売れているものはウェブアクセス可能で,スマートフォンで録画した動画を見るという機能を強調するものらしい.簡易NAS程度の使い方をしている自分には猫に小判なのである.

結局,RAIDミラーリング可能なNASを新規調達したのだが,速度の出ない元のNASからの移行がひどく厄介である.
DVD-Rに焼くのとほとんど変わらない速度である.ああ,どこまで続く泥濘ぞ.
目に入らないところに設置した機器のメンテナンスが如何に大事か,思い知らされたのだった.