目ずらし記事

mezalaのブログ

刈払機を新調

 めずらしきこと。
 先日,母が鎌を買ってきてくれと言うので,いつものホームセンターではなく昔から馴染みの金物屋で普通の鎌を買ってきたところ,あんまり鎌が切れるので草取りをやりすぎてしまい,疲れてしまったと言ってはぐったりしている。あんまりやり過ぎるなよと釘を刺しておいたのに,やはり偏屈で愉快な母であるのでまるで聴き訳がない。
 こうなると手入れをまったくしていない芝生の庭にはびこったスギナを刈り取るには,機械に頼るしかなくなってしまう。しかしこれまで3台の電動刈払機を買ってすべて故障してしまっているのである。特に2番目に買ったリョービのAK-3700というのが明らかに設計ミスの欠陥商品で,駆動部分を連結する塩化ビニルの部品が細かい振動で発熱し,融けてしまって部品が外れなくなるというものだった。一度クレームを出したが交換してきただけで,まるで誠意を感じない対応だった。リョービの農具は色々買ったが,この一件で信用をがっくり落としてリョービはもう買うまいと思っていた。そして次に使ったら同じ症状で完全に壊れた。保証書を前回の修理交換で召し上げられていたため,再クレームの気力も萎えた。
 だが,安価で手に入る刈払機といったらリョービくらいしかない。2ストエンジンの刈払機なんていったら10万ちかくするものばかりで,とても手が出ないのである。

 いろいろ調べてみると,リョービの比較的新しい機種で,丸鋸とナイロンコードの両方が装着可能なAK-3000というものがあることがわかった。ちょっと重量はあるのだが,全体的にバランスよくできている。型番がちょっとアレだけれど,3700と違って回転部分は金属でかなりしっかりできているため,あまり酷いことにはなるまいと思えた。
 実際に買ってきて20平米ほどナイロンコードで刈ってみたところ,なかなか調子がよい。3700の細くて切れやすいコードと違って,少し太めの2.3mmくらいのコードであるため,少し固い草に当たっても折れることはない。これは少しは長く使えそうな感じがする。