2010-04-15 チューリップ 花鳥風月 めずらしきこと。 誰が植えたか道端にチューリップの蕾がほころびはじめている。自分の家の庭でもない河岸に植えて道行く人の目を楽しませてくれるのは,本当にありがたいものだ。 それにしても蕾が今にも開こうとしたその朝,とんでもない寒気が押し寄せてきて,縮こまっているという風情ではないか。 それとも,春という得体の知れない開放感の前で身を固くしている少女のような風情と言えようか。 おいしそう,なのである。(だから文法に反してるって。これではただの変態だ。)