めずらしきこと。
行きつけの靴屋が改装のための閉店セールをやっていたので，ゴアテックスの靴を買ってきた。
以前からゴアテックスの靴を愛用している。ここ何年もeccoのプレーントゥとUチップを日替わりで交互に履いてきたのだが，どちらの型も生産が終了してしまったらしい。eccoの靴はそもそもがウォーキングシューズであって仕事で履ける型は限られていたものだから，生産終了はなかなか痛手である。代わりのメーカーを探さなければならないと思っているうちに，現行のものがだいぶ靴底が減ってきた。自分の場合，脛の筋肉が衰えて所謂ジジイ歩きになってしまっているので，爪先が減ってしまうのである。これは相当格好悪いことなのだ。
素材の条件がゴアテックスであること。これは譲れない。高度な通気性能と防水性能を備えるものはこれ以外にないのだ。結構な雨に降られても，靴の中は晴れている日と変わらないさっぱりさらさらなのだから。
探してもらうと意外なメーカーから良い物が出ている。アサヒ靴の通勤快足のシリーズであった。マルチファイバーソールとモイスチャーベンチレーションシステムといった訳の分からない二種類が出てきたが，デザインの大人しい後者にした。履き心地は，自分の足を木型にして作ったようなフィット感である。気に入った。
ついでにスニーカーも買っておいた。これはブランド名を借りた安物の部類なのだが，割りに履き心地が良かったのと，靴底のボツボツがグリップ性を上げているような気がしたからだ。
アサヒが14,490円，ヘインズが2,990円で，ともに二割引き。合計13,984円の買い物。まずまずお値打ちというところだろうか。
