めずらしきこと。
ここ何年か風邪もひかない比較的健康に見える生活を送っていたのに，12月に入って2度風邪をひいた。忘年会当日にひいたのは喉風邪で大したことはなかった。27日は最後の勤務の日だったのだが，午前中から胃がシクシクを痛んでいた。その時点で寒気もあったのだろうが胃痛に気をとられて熱が出ているとは考えていなかった。前日にちと致命的なシステム障害があってバタバタしていたので，その辺の精神的なもんかと思っていたのだった。
昼休みに悪寒がするので体温を計る37.3度あった。15時に計ると37.5度になった。大した熱ではないのだが，平熱が低いだけにこのくらいでフラフラしてくる。しかもここ数年風邪に慣れていない。
システムの障害は前日と同じ要因と思われるものが出ていたが，複数のサーバを再起動する必要があったので翌日の朝一にリモートで実行することにして，定時で帰宅し休日当番医へ直行。ここで出された薬が総合感冒薬だけであった。
月〜火と丸二日寝込んでもちっともよくならないので，ついに30日はかかりつけの医院へ。
「胃腸にくるウィルスもありますからね、抗生物質じゃないと全然効かないですよ。」
やはり休日当番医はいい加減である。熱も大したことなかったのだから，一晩待ってかかりつけの医院に行くべきだったかもしれない。年末の貴重な時間を潰してしまったため，浴室の大掃除は妻が頑張ってやってくれた。今年使った洗剤は最近CMで劇的な広範囲に泡を散布することのできる「激泡バスクリーナー」なるもので，謳い文句に「スプレーするだけ！こすらずに浴室スッキリ！」「スプレーして2分後に流すだけ！」とある。全国に騙された被害者がゴマンといるであろう。結局，妻はカビキラーを使って再度掃除する羽目になったのである。
大晦日にいろいろ取り返しが利くわけではないし，しばらく寝ダレてしまって身体が思うように動かない。ここはもうしばらく静かにしていよう。
