めずらしきこと。
人間ドックに行ってきた。
昨年,脳ドックを受診したのだが,病院に到着してすぐに便所に行ってしまったところ,脳ドックなのにいきなり採尿すると言われて待ってもらったという苦い経験を生かすべく,朝起きてからずっと小水を出さずに保持していた。
ところが本日は採尿の順番が最後の方となっている。結構溜まっている状態で,苦手な腹部超音波エコー検査ときた。冷たいジェルを塗られてこれでもかというくらい執拗な脇腹への器具による攻撃。ただでさえくすぐったさを我慢しているところに,膀胱あたりにまでぐいぐいと器具を押し付けるものだからたまらない。
胃のX線検査の前に,「採尿しましたか?」と訊かれ,
「いいえ。もう逝っちゃいそうです」
…と答えた。
周囲の人が大爆笑である。
いっそコップ一杯溢れんばかりにしてやろうかと思ったくらいだった。実際,いきむたびに後から後から湧き出てくるのであった。
http://blog.photoshelter.com/2008/03/ より拝借