めずらしきこと。
肉離れを起こしてから1週間が経過しようとしている。左足のふくらはぎの筋肉を無理に伸ばさないように，踵をつかずに歩行するのにはだいぶ慣れたのだが，電車で立っているのが辛い。肉離れした左脚をかばって，右脚に体重をまかせているからだ。休み明けは気力が萎えてしまって，グリーン車に乗ろうと思い，券売機の前へ。
操作しようとすると、札を飲み込まない。よくよく見るとSUICA専用と書いてある。なんだカードを入れないと買えないのか。そこで，私鉄の乗り換え組なので，PASMOカードを入れる。以前，定期券が切れているのに気付かず，チャージ分で往路に乗ってしまい帰りに料金不足で止められるという事件があり，それ以来，チャージすることをやめているので仕方なく，チャージボタンを押す。なにしろ一旦チャージしなければグリーン券は買えないのである。
さて，それでも札を飲み込まない。後ろに人が並ぶ。グリーン車の乗車位置にも，どんどん人が並ぶ。そして次の次だったはずの列車が入線するというアナウンスが始まってしまった。
結局，グリーン券を買っても座れないという事態も大いにありうるので，ここで諦めて一般車両の乗車位置の列の最後尾へ。グリーン車の隣は、グリーン車停車位置と知らずに並んだ人が流れてくるので、一番混む車両だ。
普段は決して近寄らない優先席には，当然のことなのだろう，若い女が2名ほど狸寝入りしている。実際，顔も狸に違いない。気の毒な体型だし。寝入っている者に，見た目にも分からない怪我をアピールすることも出来ないので，本日もずっと立っていた。松葉杖なんかついていたらどうだったのだろう。結局，寝てるんだから気づかないわけだよな。
