めずらしきこと。
馴染みの店に寄ると，巨大な林檎が1個100円で売られていたので，2個買って帰った。
測ってみると，直径10cm超。量ってみると，500g弱。実に巨大である。
食感は大味と思ったら大間違い。かたすぎず，そしてフケていない本当に食べ頃の，旬の味である。
うまい！
こんな林檎が小売価格100円では，卸値はいくら位なのだろう。そして，林檎農家の出荷時には一体いくらだったのだろう。消費する側にとってはまことにありがたいのだが，生産者にとっては涙目に違いない。いくら消費が落ち込んでいるとは言え，どこまで出荷価格を抑えねばならないのか，そして来年の営業資金が本当に確保できるのか。複雑な思いで林檎を噛みしめた。
