目ずらし記事

mezalaのブログ

ビフォア・アフター その2

めずらしきこと。



母の家の庭は従来定期的に市の高齢者事業団から草取り業務に派遣されてきたのだが,このところちっとも来てくれないと思っているうちに夏が終わってしまい,茫茫たる枯れ草の庭が出現してしまっていた。
確かに高齢者事業団への草取り業務登録者が減っていて,依頼してもずいぶん待たされるとは聞いていたのだが,あまりにも遅いのでよくよく訊いてみると頼んでいない「らしい」と他人事のような返事が母と兄から返ってきた。困ったものである。
ともかく近所迷惑なセイタカアワダチソウについては,まず日曜日に倅と兄を駆り立てて全部抜いたのだが,イネ科だか何だか訳の分からない草が人の背丈ほどに伸びてしまっているので,機械の力を借りて刈り取った。
最初は垣根刈り用のバリカンを使って刈っていたのだが,先日かなり長時間連続で無理をさせてしまったせいかさっぱりキレが悪いのである。どうやら目立てをする必要があるようだ。バリカンはここで諦め,電動草刈機を使った。実はこの草刈機もかなり刃が減って丸まってしまっているし,草丈が高すぎて刈っているそばから薙いだ草が刃先に寝て溜まってしまい,まことに能率が悪い。まぁ,それでも刈り進めていくうちにコツが分かってくる。闇雲に刈り進むのではなく,円形の周囲から渦巻の中心に向かうように刈っていけばよいことに気付いた。
それにしても小山のような刈った草の山。強い風に飛ばされないように一輪車を裏返して乗せて重石とし,少し乾燥させてから裁断してゴミ袋詰めする予定である。草刈機を長時間使ったせいで血行が悪くなり,じんじんと痺れた手はなかなか元に戻らなかった。