目ずらし記事

mezalaのブログ

元旦は八朔の旬なり

 めずらしきこと。

 庭の柑橘類のなかにあって,比較的新しい部類に属するのが八朔である。これまではいくつも実をつけなかったのだが,機が熟したというのか,樹勢のわりにたくさんの実がつき,そして旬を迎えた。
 「八朔」とは旧暦の八月朔日のことであり,九月上旬にあたる。今この時期に旬を迎える八朔になぜその名がついているのかは,実際にはよくわからない。Wikipediaによれば,毎年その頃から食べられるようになるからだということなのだが,どう考えてもそんな時期に食べられる味になっているとはとても思えない。謎である。
 見た目は夏蜜柑とほとんど変わらないので,夏蜜柑だと思って旧暦の五月頃食べようとしても食べられず,時期をずらしてチャレンジしているうちに,旧暦八月頃に何とか食べられないこともないというレベルに達したということであろうか。


 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。