目ずらし記事

mezalaのブログ

冬至と柚湯

 めずらしきこと。

 本日は冬至である。冬至といえば柚湯である。
 今年の柚子は,少しなりが大きく,あまり身が締まっていない感じだ。例年の柚子はもう少し小ぶりで可愛くきれいなのであるが,今年のは少し美しさに欠けている。とは言え,売り物にするわけでなし,贅沢に十個ほど湯船に浮かべてみた。人工の入浴剤にはない,そこはかとした香りにつつまれて癒される。
 職場にも,相当重い思いをして運んでいったわけだが,資料課に持って行くと同期の女性課長が「あら,聞こえた?」と言う。自分が持っていくのが遅くなって3時過ぎになってしまったのだが,「今年はないのかしらねぇ」などと言い合っていたというのである。どうやら我が家の柚子はこの季節の風物詩になりつつあるということだろうか。
 期待されていることに悪い気はしないが,ちと重いのである。例年は個体が小ぶりなため,数を持ってもそれほど負担ではないのだが,今年のは倍くらいの質量があるようだ。気候のせいだったのだろうか。