目ずらし記事

mezalaのブログ

茗荷の収穫

 めずらしきこと。

 隣の家に来客があり,「茗荷を持ってきたよー」「えー,うわー」と叫ぶ大きな声が聞こえた。
 その声を聞かなければ,すべてを花にしてしまったに違いない。いつも大声のお隣さんに感謝である。
 一週間ほど前に周囲のドクダミヤブガラシなどを除草して道をつけたところなのだが,その時点では花蕾がまったく見えなかったので終わってしまったのかと思っていたところだ。


 裏庭に駆けつけると,いくつか花の咲いてしまっているものもあるが,ちょうど採り頃のものもある。もう二,三日経ってしまったらすべて花を咲かせてしまったことだろう。
 ちょっと調べてみると,夏から秋にかけての味覚と紹介しているところが多いのだが,八百屋などではかなり早くから店に出ているので季節感がわからなくなってしまっているのだ。実は毎年のように収穫時期を逃しているのが真相なのである。


 早速,夕食の味噌汁の具にひとつ刻んでもらって,季節の味覚を堪能した。
 いつも大声のお隣さんに,かさねて感謝なのである。