目ずらし記事

mezalaのブログ

キアゲハのお食事

めずらしきこと。

我が家のパセリ畑で今年もキアゲハの幼虫が絶賛お食事中なのである。
パセリ畑と言っても,昨年育てていたパセリが花を咲かせ,実をつけ,こぼれ種が大量に発芽したもので,畑の一角がパセリだらけになっているという状況に過ぎない。人間が食べられるパセリの量など,一株で十分供給可能であるから,そりゃもう食べていただければ大歓迎なのである。
しかしながら,貴重な明日葉にも相変わらず産卵は続いており,パセリに集中してもらいたいという人間様の願いは伝わりそうにない。まぁ,どっちでもいいんだけど。

「あの花」を見る

めずらしきこと。

きっこ氏のつぶやきで,劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」がgyaoで無料配信されているということを知り,晩酌の酔の勢いで見た。娘が卓の正面にいたので号泣はしなかったが,これはたくさんの人に見て欲しい感動のアニメーションだ。
舞台は秩父超平和バスターズと称する六人の仲良しグループのうちのひとりの少女が,ある日川に転落して亡くなったらしい。その少女をめぐる鎮魂の物語である。
秩父と言えば,移動図書館を回す仕事をしていた頃に,先日ブラタモリでも紹介されていた秩父公園橋が架けられた。もう随分昔のことなのだが,懐かしい風景が随所に出てきて,ちょっとせつなくなる。
ところで,最近は何故か男女混合グループの青春物語が流行りのようだ。だが,自分の世代は,つるんでいたのはヤローばっかりだったな。女子なんて憎まれ口をききながら,遠くから眺めているだけだった。実に無駄な青春時代を過ごしたのかもしれない。まぁ.結果は変わらんと思うが…。

明日葉に産卵される

めずらしきこと。

しばらく放置していたために,あまり新芽が出ない状況にあった裏庭の明日葉だが,最低限の光合成用基本枝葉を残して強く剪定したところ,だんだん収穫ができるようになりつつある。明日葉はビタミンやミネラルが豊富で抗菌作用のある成分を含有する健康食品だけに,上手に妻の気をひいて料理に使ってもらう必要があるのだ。
さて,今朝収穫した明日葉だが,葉の表面・裏面にところどころ小さな玉が付いていることに気づいた。おそらくリピーターであるキアゲハの卵であろう。光に透かしてみると,一枚の葉に2から3個産み付けられているのがよく見える。5から6個も産み付けられている葉もあり,高人口密度的で生存競争も厳しそうである。
まぁ,それが理由というわけではなく,既に収穫した若葉に付いているものは剥がし,手術用ピンセットでつまんで光合成用基本枝葉に付け直してやった。付け直すと言っても,接着剤をわざわざ塗布したわけではないので,風雨にさらされれば地面に落ちて蟻の餌食かもしれない。それでも台所の流しから下水道という経路よりは生存率も多少は高かろう。

和歌山産日川白鳳

めずらしきこと.

6月半ばの注文だったので早期予約というほどではなかったのだが,意外に到着が早くて,ちょっと慌ててしまった。しかも,見た目よりも熟れ熟れだったので,15個のうち10個を各方面に配布。
口の中でのくずれ方がよく熟れたマスクメロンに通じるところがあり,しっかりした果肉を桃に期待する人向きではないかもしれないが,とても美味しい桃である。
和歌山産・日川白鳳 4kg。
送料込み2580円のところ,519ポイント利用して2061円也。
「訳あり」品だったと思っていたのに妙にきれいなものが届いたので,注文時の文面を確認すると「ご家庭用」。ふむ。訳ありと贈答用の間だろうか。
それに,予定では7月下旬からとあったのだが……。美味しいから,まぁいいか。

ブルーベリー収穫

めずらしきこと.

ブルーベリーが旬を迎えている.
旬の時期が短いとは言え,4本から5本程度は実がつく状態にあり,それぞれ異なる種類で時期が少しずれるため,毎日少しずつ収穫ができるのである.
我が家は,毎朝自家製のヨーグルトに果物や果汁寒天を入れて摂取しているのだが,ここに何粒かのブルーベリーが加えられるのだ.この色合がなんとも絶妙な季節を感じさせてくれるのである.
ブルーベリーの木は酸性土を好むということで荒れた土地でもよいのだが,暑さや乾燥に弱いらしく,何本も枯れさせてしまっている.そのたびに植え替えているのだが,親戚友人に配れるほどは成らない.
生のブルーベリーの美味しさをあまり伝えられなくて,まことに残念なのである.

梅桃が成る

めずらしきこと。

繁るままにしておいた梅桃(ゆすらうめ)の葉に隠れて実が成っていた。
上空からは全く見えなかったせいか今年は鳥がやって来ず,程よく熟していたのを収穫した。
この梅桃の木は母が勝手に植えたものである。自分の父母はまったく勝手な人たちで,世帯を別にしているにもかかわらず,気に入らない木は勝手に伐ってしまうし,勝手に植えたりもする。そのうちの一本だ。
さして甘くもなく渋みのある実なので,このような果実を喜んで食うような人はいないのであろうが,自分が子供の頃は実家の梅桃に実が成るのが楽しみだった。美味しい菓子などほとんどない時代である。お八つといえば胡瓜に味噌をぬって食うような時代の話である。学校から帰って,母が採っておいてくれた梅桃の実を茶碗いっぱいも食べたことがあった。そんなことを思い出しつつ,植えた母の思いを改めて考えてみる。
ところで,桜桃(さくらんぼ)は水に弱いということをつい先日聞いた。おそらく梅桃も同様であろう。それなのに収穫後すぐにすべて水洗いをしてしまった。桜桃もそうだったが,梅桃も水洗いをしてしばらくすると,一部がふやけて白く変色し,いかにもまずそうになってしまう。食べる分だけ,食べる直前に洗うべきだということに,ようやく気づいた。もう遅い。