目ずらし記事

mezalaのブログ

見慣れた懐かしい風景

めずらしきこと。

秋の見慣れた風景である。モミ殻は火種を抱えていると少しずつ炭化して最後には真っ白な灰になる。この灰が翌年の重要な肥料(…と言うか石灰代わりのアルカリかな)になるのだ。
近ごろはこういった煙をひどく迷惑がる向きもある。単に煙いというだけでなく,洗濯物や干した布団に匂いがつくということらしい。草木を燃やした煙は非常に懐かしい匂いがするのにと思う。
その上,ダイオキシンだの二酸化炭素だの文句を言われてしまうわけだから,農業もやりにくくなったものだ。草木を燃やした煙からどれほどのダイオキシンが発生するというのか。二酸化炭素に至っては,言いがかりとしかいえない。カーボンニュートラルという観点から見れば,むしろ減量に近いはずだ。