めずらしきこと。
Googleトップのロゴがブロック落ち物ゲームになっていて，テトリス誕生25周年を知った。自分は本物のテトリスで遊んだことはないが，落ち物は好きで VZ Editor 製品版おまけの game.def でさんざん遊んだクチである。
その後，落ち物は色々なバリエーションが開発されたが，傑作は NEC-98 で動作する xlis という作品だった。これは色ブロックを複数連結したものが落ちてくるのだが，モノクロ画面用に■●★のように色を図形に変更するオプションのある，今風に言えばアクセシビリティの高い作品だったことが印象深い。
このモードを VZ マクロに移植しようという野望を抱いて15年がたってしまった。先にやらねばならぬこともあり，そしてその間にスキルも落ちていくというお約束の経過をたどっているわけだが，本家が動く環境どころか VZ の動く環境すら危ぶまれていて，どうやら未完の夢に終わりそうな気配である。
ちょっと検索してみたところ，Web上には xlis が保存されている気配はなく，それどころか銀河の星々のごとく隆盛を極めた NEC-98 用のゲームのほとんどは Vecter からもほとんど削除されているように思う。そもそも Nifty の FGALアミューズメントだけに登録されて門外不出だった傑作も多かったのかもしれない。何とも惜しい資源ではなかったろうか。
