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臨安水滸伝

めずらしきこと。

臨安水滸伝 (講談社文庫)

臨安水滸伝 (講談社文庫)

井上祐美子に限らず,田中芳樹グループの作家が書く中国ものというと,青臭い少女漫画的ヒーローが登場して大活躍というのが相場であり,この作品もその傾向にあるものには違いないが,一味違って読後のすがすがしさが残った。「もっとも・・・であるが…。」が鼻に付くけれど。