目ずらし記事

mezalaのブログ

霧の朝

 めずらしきこと。

 朝,5時頃起きたときにはそうでもなかったような気がするのだが,30分ほどの間に急に霧が出てきた。山でもないのにこれほど急に霧が出るのは,この辺りではあまり見かけない。きっと今日はいい天気になるだろうと思った。予感がしたわけではなく,単に霧のかかった空には太陽がおぼろげに上がっていたからだ。太陽の影を見ていると,霧の流れているのがよくわかる。交通機関にひどく影響するほど長い時間は持続しないものと思ったのだ。


 霧のせいというわけでもあるまいが,普段見かけない猫に散歩道で出くわす。いずれも相当の修羅場を潜り抜けてきたであろう風貌をしている。どうも戸外では品のある猫を見ないのだが,これらも例外ではない。


 あまり猫を好きになれないのは,何を考えているのかわからない不気味さが漂ってくるからだ。たぶん言葉が通じたとしても,解りあえないような気がする。いかにも胡散臭い言葉をならべて騙そうとしているではないか。