目ずらし記事

mezalaのブログ

馬鈴薯の新芽

めずらしきこと。
 二月の下旬に植え付けた馬鈴薯(男爵)の芽が1ヶ月もかかってようやく出てきた。

 毎年,早めに早めに…とは思いつつも新芽が遅霜に当たると全滅の可能性があるため,二月の末くらいに植え付けているのだが,二月はずっと平年よりも気温の高い日が続いていたにもかかわらずサッパリ芽が出てこなかったところ,ここに至ってようやく出てきたのである。出てきたと思ったら連日の雨模様である。雨の恵みは当然必要だが,気温も低いので萎縮しているに違いない。

 それにしても,出てくるまでに1ヶ月もかかるということは,もっと早く植え付けてもよかったのではないだろうか。
 三年前は,二月の末に植え付けたら三月の末に季節外れの大雪に遭ったわけだから,いつも安心できるわけではないだろうが,関東のド真ん中でしかも近年の温暖化である。そう滅多にあるものではないだろう。
 そもそも「遅霜」というのが謎なのだ。辞書には「晩霜」の項目で「晩春(四月末から五月)になって降りる霜」とある。早春の霜は当たり前すぎて遅霜とは定義されないらしい。であれば,馬鈴薯に限らず,寒さに弱い胡瓜やトマトも全滅であろう。そんなとんでもない気象現象なのだから諦めもつくというものだ。(いやいや,夏野菜はそれ以降も蒔けるって…)

 来年は,より早く二月上旬くらいに植え付けてみようか。ただし,身体・精神とも冬モードからすぐに脱することができればの話。なかなか容易ならざることなのである,特に精神は…。