目ずらし記事

mezalaのブログ

野菜の混植を試す

 めずらしきこと。
 限られた庭で家庭菜園なんぞを営んでいると,生来の貧乏性が災いし,ついつい畝間を狭くしてしまう。畝の数を確保して作物の種類を増やそうとしてしまうのだ。これは平面的に地面を区割りしてしまうからである。そこで試しに,三次元で空間を有効活用してみようと,いかにも素人くさい発想してみたのである。
 【胡瓜とレタス】胡瓜を蒔いてから数日おいてサニーレタスを蒔いたのだが,胡瓜の発芽が遅いうえに生育も遅いのでほぼ変わらない大きさになってしまっている。ちと混みすぎにもなってしまった。胡瓜の生育不良の一因として,瓜葉虫の跋扈が挙げられる。毎年のように胡瓜を育てているので,瓜葉虫が居着いてしまったのだ。特に今年は発生が早いような気がする。こんな本葉を出しはじめた段階で蹂躙されてしまっては,致命的な被害を受けてしまうに決まっている。
 瓜葉虫は警戒心が非常に強く,捕獲しようとして近づくだけで飛び去ってしまうのだからタチが悪い。素手で捕獲なんて当然できないので,従来は蝿叩きを準備などしてみたのだが,今一つ届く距離に近づけないし,届いたとしても簡単に叩き落とせるほど当方の技術が伴わないので,こんなもので駆除は果たせない。今年は(捕虫用でないが)網を準備した。早速二匹ほど捕殺できたので,苗のうちは効果が期待できるかもしれない。
 【人参と隠元】人参がある程度育ったところで,多めに土寄せしたところに隠元(モロッコ)を蒔いた。隠元は2粒ずつ蒔くとよいと「田舎暮らしの本」の家庭菜園記事で読み,今年は実践してみた。
 隠元は意外に肥料を要求すると思えるので,人参への影響が気になることと,ともに線虫の被害を受けやすいので近場にマリゴールドなどを植えてやることが必要かもしれない。
 ちょっと早めに人参の間引きをしていかなかればならないとは思うのだが,人参葉の天麩羅以外に使い所が難しいので,レシピサイトなどで使い道を調べて何かしら提案していかなければならない。いや,もちろん自分で何か作れれば問題ないのだが……。