めずらしきこと。
修学旅行で沖縄に行っていた倅が無事に帰ってきた。
自分への土産というと，決まって目玉の親父らしい。どうやらすっかりこの路線が定着してしまったらしく，誰が何処へ行っても必ず目玉である。
昨年はインフルエンザがひどく流行していて，旅行先で発症すると現地まで親を迎えに来させるという噂がまことしやかに流れていたという現実を踏まえ，倅には発症しても黙っておれと言い聞かせた。馬鹿な親である。サイテーである。しかし，これが現実なのだ。連絡があっても，「いや，行けません」とか「置いてきてください」と言おうと思っていたのだから始末が悪いとしか言えない。
まぁ，これは無事に帰って来たから言える冗談であって，断じて本気ではないのである。妻は本気だったかもしれないが，自分は本気ではなかった。ここは強調しておきたい。
まことに馬鹿な親である。
それはともかく（そうなのか），倅は砂糖黍から黒砂糖を作る体験をしたそうなのだが，出来上がった砂糖はどうしたのだろうか。それが気になるが，倅は疲れて早々に寝てしまった。
