目ずらし記事

mezalaのブログ

バックアップ専用HDDの調達

 めずらしきこと。
 NAS を新調したことで,さらに必要になったバックアップ専用の USB 接続 HDD を調達した。
 本当はこれほど早く整備するつもりはなかったのだが,価格.com で目当ての製品の値下げ通知を設定しておいたところ,二日後にそれまで数ヶ月の間高止まりしていたものが突然値下がりしてしまい,存外早く発注することになったのである。
 思い返せば,十二、三年前,職場に近い小さな PC ショップで 2TB の HDD ユニットをちょっと素敵な店員さんに勧められて 7,000円で購入してから,HDD の容量あたりの価格はほとんど変わっていなかった。ようやく最近になって,Blu-lay 録画再生機に外部記憶装置として HDD を増設するという需要が増えたせいなのか,ちょっとだけ安くなってきたようだ。

 今回調達したのは,そのようなテレビ録画用途を売りにしたような製品で,ひどく安くもなく高くもないというものになる。
 箱から出しての最初の印象は,「小さい」ということだった。とにかく容積が小さい。ひどく薄いのである。ファンレスなので放熱機能を高めるためか,筐体全体の表面がデコボコザラザラしていて,滑りにくいというか,まぁ要するに持ちやすかったりする。
 NAS の隣に設置して Micro USB 3.0 Type-B のケーブルで接続し,毎日午前三時に自動バックアップするように設定した。やれやれ,これで一安心。
 ところが,である。NAS に USB 接続した HDD の状態は,使用中の容量確認とチェックディスクが実行できるだけで,中身がまったく見られないのだ。本当にバックアップできたのかどうか,非常に不安になるのである。いやいや,こういうものだったのか。

NASの新規調達3

 めずらしきこと。
 2ベイあるうちの1本のHDDユニットが壊れて「片翼飛行」状態だったNASがついに逝ってしまった。
 …と言うより,この記事のタイトル「新規調達3」が,そもそも問題なのである。ちょうど一年前の11月1日に「新規調達2」を書かなければならなかったのに,それをサボっていたのだ。情けなきこと,である。
 この一年の経過としては次のようになる。

  • 2020-11-01 NASを新規調達[2](Buffalo LinkStation LS210D0301G 3TB 1ベイ)
  • 2021-05-25 USB接続HDDを調達(Buffalo HD-NRLD3.0U3 3TB)
  • 2021-10-28 旧NAS(I-O DATA Landisk HDL2-A4.0R 2TB*2ベイ)が起動せず
  • 2021-10-30 NASを新規調達3(I-O DATA Landisk HDL-AAX4 4TB 1ベイ)
 一年前に購入したBuffaloの3TBのNASはあまり起動していなかった。というのは,何より音がうるさいのである。「うるさい」と言うと大げさだが,アクセスがない状況でも定期的にゴロゴロ音がするので,買っては見たものの専ら片翼飛行NASのバックアップに徹しており,さらにバックアップ用に買ったUSBの外付け3TBも本来は3TBのLinkStationをバックアップさせるつもりだったが,結局は2TBのLandiskをバックアップしていたのである。もしかすると,3TBという容量が気に入らなかったのかもしれない。ここはやはり2のべき乗でなければキモチが悪いのである。 今回購入したのは4TBなのでバックアップ用には同容量以上のものを調達せねばならない。さすがに今回は色々と懲りたので,定期的自動バックアップをさせるつもりだ。(最後のバックアップから1週分のファイルが復旧できなかった。そのうちの一部は「らじれこ」の一時ファイル置き場にあったm4aをmp3にエンコードしてなんとか回復できた。)
 それにしても,これまではドライブ一覧において,NASが残り10%以下で赤赤と表示されていたのはストレスであり,容量半ばで青く表示されているのは精神衛生上実によろしいのである。まぁ,それも長くて5年といったところだろうが……。
 ところで,今回2本ともHDDが故障した2ベイNASを調達したのが2015-10-31であることに気付いて,ちょっと不思議な気分になっている。NASの調達が一様に10月末から11月初めに集中しているのだ。これは何かあると考えるのがふつうだろう。(普通じゃないって)

秋が小さくなった

めずらしきこと。

 つい一週間前は冷房がいるような気候だったのに,今朝はもう暖房が欲しいくらいの冷え込みだ。
 冷え込みを何で実感するかといえば,冷やした茶を入れたマグカップが露つきしないというところだった。暑い時期なら,珪藻土のコースターに吸ってもらわないとカップの底から雫が落ちて資料を濡らしてしまうことを心配しなければならないところだが,今朝はコルクのコースターでじゅうぶんである。
 秋も小さくなったものだ。短くなったと言うべきところだが,単なる期間だけでない,質量を持った物理的な何かが矮星のように縮んでしまったような気さえする。

夏の反省

めずらしきこと。

台風が来て,そして夏が終わった。

今年の夏の反省点……と言っても,毎年同じような失敗を繰り返しているだけなのだが……は,天候不順に祟られたということもあるが,せっかく調子のよかったトマトやモロッコ隠元追肥を始めとする世話を怠って,まだ暑い時期から終焉に向かわせたことだ。
本来なら,この時期はまだそれらの夏野菜は収穫が可能なはずなのだが,花はつけても結実しないという状態にある。唯一収穫可能なのはオクラだけで,そのオクラにしても放置しすぎて巨大化し,ひどく硬化してしまっているのだ。オクラは大きくなった実をそのままにしておくと,まだ小さな実まで固くなる傾向がある。採種する株を決めておけばよいのだろうが,天気を理由に引きこもっていると,気がついたときには手遅れというところまで成長してしまうのだ。
奥のものが通常サイズで,手前はバナナの如きサイズになってしまったものだ。こうなってしまうと,どれほど薄くスライスしても硬くて食べられるものではない。

今年も夏は,終わった。

GPD MicroPCを入手する

めずらしきこと.

 HP200LXが携帯できなくなったので,次のハンドヘルドPCを物色していたところ,型落ちモデルのGPD MicroPCが PC DEPOT でサンキュッパにまで値下げしていたので,試しに買ってみたのである.
 ずんぐりしていて格好はいまひとつだが,RS-232Cや有線LANコネクタといったややレガシーな端子が装備されている一方で,充電はUSB-Cでどこでもできるし,USB-Aを3個とHDMI出力端子を備えるなど,小さな筐体にこれでもかというくらいソケット類が穿ってあるのだ.なんだか意味もなくワクワクしてしまう.
 肝心のVZはまだ日本語表示ができていない.コードページが違うのだろうか.まぁ,慌てずのんびりと設定することにしよう.(後日追記:ショートカットのプロパティで「レガシーコンソールを使用する」にチェックを入れて解決.)
 なにしろ,例によってハンドヘルドPCのあるあるだが,変則的なキーボード配列に慣れるのに相当な時間がかかりそうだからだ.
GPD MicroPC 基本仕様
寸法・重量: 153mm × 113mm × 23.5mm 395g
解像度: 1280 × 720 pixel (ゴリラガラス4採用H-IPS液晶)
CPU: Intel Celeron N4100 Processor
メインメモリ: 8GB
SSDストレージ: 128GB (M.2 SATA 3.0接続)
外部ストレージ: microSDカードスロット (2TB SDXC対応)
接続端子: 有線ギガビットLAN,USB 3.0 Type-A × 3,USB 3.0 Type-C × 1,HDMI 2.0 Type A × 1,RS-232 × 1
無線: Wi-Fi 802.11acBluetooth 4.2
初期導入OS: Microsoft Windows 10 pro

HP200LXの終焉

めずらしきこと.

右ヒンジが破損した最後のHP200LX
 大切に扱っていた最終機のHP200LXであるが,ついに右側のヒンジが破損して首折れ状態となってしまった.ケーブル類が通っているのは左側なので,まだ電源は入る状態であるのが救いだ.ディスプレイの表示ができなくなると,本体側メモリ上のCドライブに置いてあるファイルの救出が困難となり,日々のメモ用ファイルの未バックアップ部分が欠落してしまうからである.
 ヒンジのキャップを外してみると,ヒンジに通っている芯棒をくわえる部分が修復不可能な状態に欠け落ちた.とりあえずディスプレイの首にあたる細くなっている部分を麻紐で縛ってみたが,それだけでは簡単に抜けてしまうため,芯棒まで回して固定した.これによりディスプレイを閉じることはできなくなり,携帯端末としての寿命を終えたことになる.
 2019年8月の記事「HP200LX背水の陣」から2年たらず.1994年12月の初号機調達以来27年ちかく,仮に本機を6号機として考えると,この子の耐久性は驚異的と言ってもよいかもしれない.なにしろ筐体プラスチックの経年劣化が進行しているにもかかわらず,生産終了後22年以上も頑張ってくれたのだから.
 さて,固定したとは言え,もう眠りに就かせてもよかろう.次の携帯端末を調達せねば…….
 ありがとう,我が愛しの LX.

腹立たしきこと2

めずらしきこと。

 Windows Update が適用されると,大抵,カスタマイズしている部分(それが Windows の基本的な機能を使ったものであったとしても)が無効になったり,決めておいた順序が変わってしまったりして,要らぬ手間をかけさせられることになる。
 今回の Update では,タスクバーに配置したクイックランチのアイコンのうちの多くが消えてしまうという現象が見られたのである。
 自分の端末のタスクバーは,画面左端に縦に配置している。通常は,自動的に隠す設定になっていて,スクリーンの広さを最大限使えるようにしている。
 アイコンは消えて見えるが,実際にはリンクがそのままあって,マウスでポイントすると実行ファイル名が表示される。場所さえわかっていれば,実行に支障があるわけでもないが,実に厄介で面倒である。
 アイコンが表示されなくなったものに共通するのは,インストーラのないプログラム,或いは古めのアイコンファイルを使っているもの…というところか。試しに,Windows/system32 フォルダの shell32.dll のような標準的なアイコンファイルを使ってみるといくつかは表示されるようになった。「いくつか」というのは,5個ほど設定したところで,それを超える数の設定ができなくなったからである。標準的なアイコンファイルというところも制限が見られ,%system% フォルダにある moricons.dll では表示させることができないようである。
 しばらく様子見するしかなさそうだが,shell32.dll からでも数個しか設定できないという状況なので,所謂歯抜け状態である。
 別の端末では,ツールバーがまるごと消えてしまうという不具合が生じたこともあるので,それよりは多少マシというところだろうか。ツールバーの設定が消えてしまうと,タスクバーの固定を解き,新ツールバーのフォルダを指定し,個々のツールバーの配置を調整し,ツールバーのタイトルを消し,アイコン名の表示を消し,小さなアイコンに変更し,4列表示のアイコンの順序を並び替え,最後にタスクバーを固定する。実に面倒なのである。