目ずらし記事

mezalaのブログ

鳥取梨食べ比べ

めずらしきこと。
…と言いつつ何も珍しいことはないのだが,鳥取は梨の産地である。しばらく前なら,鳥取といえば二十世紀ときまっていた感があるが,最近は色々と選べて楽しい。わが県も梨の生産量は少なくはないと思うのだが,地元でもあまり流通していなくて,もっぱら農協か生産者の直売所で入手することになり,ネット販売などしていないのだ。生産者があまり乗り気でないのだろう。
そこ行くと他県の生産者はネット販売に積極的だ。これも需要と供給の問題なのだろう。
その鳥取だが,今年は二種類の梨を買ってみた。

王秋,家庭用5kg。Yahoo!ショッピングのみかん山マルシェで3180円也。11月3日注文で9日に到着。
でかい! やすい! 美味い!
思った以上に巨大なサイズのものが届き,この大きさでは大味かと思ったら,唸るような瑞々しさと柔らかで上品な甘さ。この品種は大きいという意味だけでなく「王」を付けて結構。「高糖度」と書いてあるだけだったが,これはリピートしてよいレベルだ。
ぜひ来年も購入したい。


新興,家庭用5kg。楽天市場の大和屋旬果庵で2447円也。11月21日注文で25日に到着。
これもそこそこでかい! とんでもなく安い!
個数からすると5kg以上ありそう。もともと新興はガリガリ食べる品種ということはわかっていたので,注文時に糖度13.6度などと書いてあるものだからひどく期待してしまったのだが,至ってふつうの新興だった。おそらくそんな糖度はなさそうである。ひどく安かったから不満というほどでもないが,晩成梨としては一昨年購入した新潟の新高の方が格段にうまかった。

洋梨の季節

めずらしきこと.

予約購入の洋梨ラ・フランス)が届いた.
まだ少し硬いので,しばし追熟してからである.
昨年は,オーロラ,メープルレッド,エルドラド,マルゲリットマリーラ,ル・レクチェ…と色々な銘柄を取り寄せてみたのだが,味や風味の深さとなるとやはりラ・フランスが一番だと思えるのだ.
ラ・フランスの生まれたフランスでは,今やラ・フランスは栽培していないのだという.不思議なものだ.

「シェルシーカーズ」を聴く

かなしきこと。
国民的長寿アニメーション「サザエさん」で,磯野フネ役を40年つとめていた俳優の麻生美代子さんが亡くなられた。心からご冥福をお祈りいたします。
サザエさんへの出演があまりにも有名であるが,舞台や洋画・アニメーションのアフレコ出演も数え切れない。ラジオドラマにも出演されている。手持ちの音源から,麻生美代子さん主演の,画家だった父が残した一枚の絵の思い出とともに生きた女性の半生を描き,欧米で250万部のベストセラーとなった小説ををドラマ化した「シェルシーカーズ」を聴いた。

シェルシーカーズ
ロザムンド・ピルチャー:原作,中村妙子:翻訳,岩崎良子:脚色,栗山和樹:音楽.
野村知成:効果,大塚豊:技術,岩谷可奈子:演出.(NHK東京)
出演:麻生美代子弥生みつき黒田福美,吉見一豊,大島蓉子井上和彦増田未亜,夏川さつき,青砥洋.
初放送:1996-12-14{FMシアター:海外文学シリーズ2}.
ステレオ 50分

手元のデータから,麻生美代子さん出演のラジオドラマ(一部)

巨大積乱雲

めずらしきこと.

昨日の夕方,関東北部に巨大積乱雲が発生して,その写真を上げる人が多かったらしく,ネットニュースの話題にもなった.
自分も職場からの帰り道,午後五時二十分くらいだったろうか,同じ雲を見たひとりである.
最初見たときは,まるで大爆発に伴って噴き上がるキノコ雲のようで気味が悪かったのだが,すぐに形態がぼんやり崩れていき,手持ちのカメラの画角いっぱいに広がってしまった.タイミングとしては,この辺が限界だっただろう.
どんな酷い夕立になるかと思ったが,むしろその前日の雷のほうがひどかった.今日も夕立が来そうな雰囲気で,遠くの雷音が聞こえてくる.
今日も酷暑と言える暑い日だった.一雨来てくれないものかと切実に思ったりもする.

キーボード調達

めずらしきこと.

オークションで入手したWindowsタブレットThinkPad 8用にキーボードを物色していたのだが,結局落ち着くところに落ち着いた感がある.
本当は据え置き用の有線キーボードを探していたのだが,どれもこれも漠然とした要求を満足させられるものはなかったのだ.ある意味,ThinkPad使いの呪縛に類するものだろう.
キーピッチは現在使用しているT420(14インチ画面)とまったく同じで,もう一回り小さなX系(12インチ級)でも十分な大きさだと思うのだが,据え置き前提なので特別な問題はなかろうと思う.
問題は,従来使ってきたのが7段クラシックだったことで,6段アイソレーションに慣れるのかという点だが,現行のT420が使えなくなれば否応なく6段を使わねばならない.T420は最後の7段だったのだ.
まだタブレットの方に常用のアプリケーションを導入していないので,なかなか本番とはいかないが,打鍵感は悪くない.トラックポイントは少々重い気がするが,これは薄いキーボードで「てこ」の支点−力点の距離が短いからだろう.タブレットなのだから,大きな移動は手でタップすればよいことだ.

馬鈴薯収穫

めずらしきこと.

今年は早めに梅雨が明け,晴天が続いたので馬鈴薯を収穫した.まだ4畝のうちのひとつだが,そこそこというところであろうか.
馬鈴薯は植え付けてからの日数がそのまま収穫量に反映するのが普通なので,植え付けが三月の末になってしまった割にはソコソコというところなのだ.
ただし,今年の特徴として,畝幅が狭かったせいで雑草が思うように刈れず,結果的に土寄せができなかったので,地上に露出して青くなってしまったものが少なからずある点,隣の敷地との境に塀を設置した都合で小石が多く混入し,そのせいでなのかくびれた形状のものが少なくない点,虫食い状の穴の空いたものが例年より多いと感じられる点がある.
例年,この時期は雨の日が続いて馬鈴薯掘りが遅れがちになる.畑から水気が抜けないと掘り出したときに,土が落としにくくなるから,晴れた日が何日が続く必要があるし,大抵は休みの日に雨に見舞われるということがありがちだ.結果的に,地上の葉や茎が枯れてから掘り出すということもある.ここまで遅れると,保存日数に影響するらしい.(上が枯れてから掘ると日持ちがするという情報もある.「自家菜園歳時記」では,上が枯れてから掘ると日持ちしないと書いてある.どっちなんだ.)
あれこれと諸問題はあるものの,分相応の収穫ができそうなので,このあたりで満足しておくことにしよう.大きめのキウイフルーツのサイズを標準とすれば,その3倍ちかい重量の爆弾ハンバーグサイズのものもいくつもあるし.
…と言いつつ,2畝目を掘り始めたら,地上に露出したものがごろごろしていて,さながらソラニン天国の様相である.ぎゃー.